映画備忘録

見たもののメモ帳がわりのようなもの

Clint Eastwood / ハドソン川の奇跡 (2016) ★★★★

今年86ですか…

落ち着く気配が全く無い…テンポはえーはえー

でもオリヴェイラで言えば『階段通りの人々』らへんね、

と考えればこの先があってもそんなに驚かないと思いました

同い年のゴダールは3Dで遊んでるし…

 

全体としては『ミスティックリバー』やら『父親たちの星条旗』やら『アメリカン・スナイパー』やら

近年のモチーフ総決算という印象

 

原題がパイロットの名前『SULLY』になってるくらいで

ハドソン川の奇跡」そのものよりもそのあと、

パイロットに他にやり方あったんじゃねーの疑惑がかけられる顛末が中心

 

人間的な正しさvs機械的な正しさ

みたいな争いでなんとか省だかと戦うのだけど

トム・ハンクスが通いつめる国家施設のどこにも見当たらない星条旗

救助に来た船やサリーちゃんご本人登場シーンのバックに

大きく掲げられているのが印象的でした。

みなさんアメリカはこっちですよ、みたいな

 

ところでラストの主題歌訳してないのはどうなんだろう?

英語わかんないから何言ってるかわかんないけど

見た感じ『グラントリノ』レベルのイーストウッド肝いりに思えるんだけど…(´・ω・`)