映画備忘録

見たもののメモ帳がわりのようなもの

Alain Resnais / 愛して飲んで歌って (2014) ★★★

知らない人が続いたので巨匠の遺作を見てみた。
それにしても知らない間にいろいろ鬼籍に入りまくっていて調べてみるとひどい…
レネ、リヴェット、ロメール
アンゲロプロスとかオリヴェイラとかきりがない。

昨日思ったけどジア・コッポラも出てきてソフィア・コッポラがBBAだもんな。

時代はえぇ(´・ω・`)

さてレネの遺作だけど歳をとると何でもシンプルイズベストみたいな感じでどうでもよくなるのかね?
後期のオリヴェイラもそうだったけど移動とか示しときゃわかるでしょみたいな。
でも素敵なイラストで場所を表現してあげるよみたいな。
だって俳優の素敵な演技と流麗なカメラがあれば他いらないでしょみたいな。
顔アップにするときはバックのセットもいらないよねみたいな。

そうやって取捨選択して残されたもののレベルが恐ろしく高い。
おなじみのサビーヌ・アゼマはじめとする俳優陣も撮影や美術もみんな。

もちろん話もとっても面白い。
すげぇ笑えるくせにすげぇ厳格。
この厳格さは『夜と霧』のころから変わってないのかも。

『二十四時間の情事』見直そう。
合掌(´・ω・`)